シャンプー解析〜パンテーン〜
を成分から解析していきます!
では、まず全成分表示を
水、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、塩化Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、クエン酸Na、コカミドMEA、キシレンスルホン酸Na、香料、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クエン酸、ジメチコン、安息香酸Na、EDTA-4Na、エチレンジアミンジコハク酸3Na、パンテノール、パンテニルエチル、ホホバ種子油、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン
こんな感じですね。
今回も注目していただきたい成分は
ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、ジメチコン、パンテノール
今回配合されている界面活性剤はラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Na
ラウリル硫酸Na
皮膚刺激:★★★★★★★★★★
脱脂力 :★★★★★★★★★★
保湿力 :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ラウレス硫酸Na
皮膚刺激:★★★★★★★★★★
脱脂力 :★★★★★★★★★★
保湿力 :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2つともかなり刺激が強めです。特にラウリル硫酸Naは本当に刺激が強いので要注意成分です!
ジステアリン酸グリコール
これもラックスの時に出てきましたね。
不透明化剤で光沢を与えるものです。パンテーンも光沢のある液体ですもんね。
ジメチコン
こちらも言わずと知れたシリコンです。
こちらはプロビタミンB5というビタミンB5の前駆体です。いわゆるビタミンですね。
スイスのある科学者が、偶然プロビタミンB5を塗布した皮膚からより健康的な毛が生えているのを発見したそうで、このパンテノールからパンテーンという名前になったそうです。
ただ、要注意なのが、この成分は1%以下の可能性大です。。
という成分が出てきたら、それ以降の成分は低配合の確率が99%です。
パンテーン モイストスムースケア シャンプー
皮膚刺激:★★★★★★★★★★
脱脂力 :★★★★★★★★★★
保湿力 :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
仮説:刺激がヤバい。。。笑 皮膚刺激・脱脂力ともにかなり高い。毎日使うには要注意!2日に1回ペースで洗っている方もしくは、かなり頭皮の油分が強い方ならあり。
敏感肌・乾燥肌・ダメージ毛・カラーを頻繁にする方は間違いなく使用しないことをおすすめします。
シリコンも入っているので、洗い上がりはツヤ感がある可能性あり。
パンテノールは髪にも良い成分らしいが、1%以下の配合量なので効果は感じられない可能性大。
以上、パンテーン モイストスムースケア シャンプーの解析でした。
実際に使ってみた感じも後日載せていきます。
シャンプー解析〜ラックス編〜
こんにちは、自由が丘に2人しかいないシャンプーソムリエの宮澤です。
皆さま、お待たせ致しました!!
新しい企画、シャンプー解析して自分が今使っているものは本当に合っているのかを知っていこう!企画をスタートしていきたいと思います!
今回は第1回目ということで説明も入れながらの記事になるので、少し長めになりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
ちなみにここでは、成分は全体的に表示していくのですが、
一般の方が読んだり、お客様が読んでくれていたりするので、難しいことは書かず、簡単にわかりやすく解説していきます!
メインで解説していくのは、シャンプー成分で最も重要な成分
”界面活性剤”
そこから、洗浄力や保湿力、刺激性などを解説していきます。
決してこのシャンプーはダメとかそういう評価ではないので、あしからず。
あくまでシャンプーソムリエからの知識として参考程度にお考え下さい
では早速ラックスについて解説していきましょう!!
YouTubeにもアップしています!
1.先ずは全成分表を
水、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、コカミドMEA、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、スクワラン、酢酸トコフェロール、アルギニン、ジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、キサンタンガム、PPG-7、クエン酸、カルボマー、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、ラウレス-4、ラウレス-23、ポロキサマー407、トリデセス-12、PEG-4、EDTA-2Na、TEA、水酸化Na、安息香酸Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料、カラメル
こんな感じとなっております。
訳分かりませんよね 笑
ここで大事になってくるのが、
・成分表示は配合量が多い順に並んでいるということ
・1%以下の成分は順不同で表記しているということ
・少しでも配合したものは全て表記しないといけないということ
・シャンプーのほとんどは80%が水(水使ってないのもあります)
これを踏まえて考えると、配合量が多い成分TOP3は水を省くと、
ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、コカミドプロピルベタイン
ということになりますね。
注目して欲しいのは太字の箇所
ラウレス硫酸Naとコカミドプロピルベタインが界面活性剤になります。
ラウレス硫酸Naは刺激の強い界面活性剤です。
皮膚刺激:★★★★★★★★★★
脱脂力 :★★★★★★★★★★
保湿力 :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
コカミドプロピルベタインは逆に刺激が弱く、目に対しての刺激も少ないです。
皮膚刺激:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
脱脂力 :★★★★★☆☆☆☆☆
保湿力 :★★★★☆☆☆☆☆☆
ジステアリン酸グリコールは不透明化剤です。
光沢を出す効果があります。ラックスの液体に光沢がある理由がわかりましたね!
次にジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコンはみなさんご存知のシリコンです。
仮説としては
ラックス シャンプー
皮膚刺激:★★★★★★★☆☆☆
脱脂力 :★★★★★★★★☆☆
保湿力 :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
仮説:皮膚刺激、脱脂力ともに強く、保湿力はそこまでない。敏感肌や乾燥肌、カラーの色持ちを良くしたい方、乾燥毛の方にはあまりおすすめしない。特に敏感肌やダメージ毛の方はやめた方がいい。逆にノーダメージだったり、脂性肌、頭皮が脂っぽい方は洗い上がりがスッキリして良いかもですね。泡立ちも良く、シリコンも入っているので手触りは割と良いかと。
使って欲しい方・・・頭皮が脂性肌の方、髪がノーダメージの方
使って欲しくない方・・・敏感肌、乾燥肌、乾燥毛の方、カラーを頻繁にやる方、ダメージ毛の方。
以上、仮説でした!
次回は使ってみた感想も記事にしていきます!
ご参考までに
気になるシャンプーを解説していこう企画!!!
こんにちは。
世界に500人しかいないシャンプーソムリエの宮澤です!
今回は企画を立てました!!
その名も!!!
『みんなが気になるシャンプーを成分から解説して特徴を掴んでいこう!!
のコーナーーーーー
分析は次の記事から考察していこうと思います
記念すべき1発目のシャンプーは・・・・
ラックス スーパーリッチ !!!!!
これ使っている方も多いのではないでしょうか??
これの成分表を分析して本当にツヤツヤな髪になるのかを分析していきます!!
乞うご期待です!!
スタッフにヘアスタイルを任せてもらえる喜び。
"江嶋 里奈"
シャンプーソムリエとは??
どんな事をしてくれるのか??
- 情報の整理をし、正しいヘアケア製品の見極めをする
- 商品の良し悪しよりも、製品用途を見つけ出す
- ヘアケア製品の判断基準を作り上げ、顧客サービスに貢献する
- 隠れた名品、想いのこもった作品を世に送り出す
- 世界初のシャンプーソムリエ制度が何故、日本から生まれたのかの意味を考える