シャンプー解析〜ラックス編〜
こんにちは、自由が丘に2人しかいないシャンプーソムリエの宮澤です。
皆さま、お待たせ致しました!!
新しい企画、シャンプー解析して自分が今使っているものは本当に合っているのかを知っていこう!企画をスタートしていきたいと思います!
今回は第1回目ということで説明も入れながらの記事になるので、少し長めになりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
ちなみにここでは、成分は全体的に表示していくのですが、
一般の方が読んだり、お客様が読んでくれていたりするので、難しいことは書かず、簡単にわかりやすく解説していきます!
メインで解説していくのは、シャンプー成分で最も重要な成分
”界面活性剤”
そこから、洗浄力や保湿力、刺激性などを解説していきます。
決してこのシャンプーはダメとかそういう評価ではないので、あしからず。
あくまでシャンプーソムリエからの知識として参考程度にお考え下さい
では早速ラックスについて解説していきましょう!!
YouTubeにもアップしています!
1.先ずは全成分表を
水、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、コカミドMEA、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、スクワラン、酢酸トコフェロール、アルギニン、ジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、キサンタンガム、PPG-7、クエン酸、カルボマー、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、ラウレス-4、ラウレス-23、ポロキサマー407、トリデセス-12、PEG-4、EDTA-2Na、TEA、水酸化Na、安息香酸Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料、カラメル
こんな感じとなっております。
訳分かりませんよね 笑
ここで大事になってくるのが、
・成分表示は配合量が多い順に並んでいるということ
・1%以下の成分は順不同で表記しているということ
・少しでも配合したものは全て表記しないといけないということ
・シャンプーのほとんどは80%が水(水使ってないのもあります)
これを踏まえて考えると、配合量が多い成分TOP3は水を省くと、
ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、コカミドプロピルベタイン
ということになりますね。
注目して欲しいのは太字の箇所
ラウレス硫酸Naとコカミドプロピルベタインが界面活性剤になります。
ラウレス硫酸Naは刺激の強い界面活性剤です。
皮膚刺激:★★★★★★★★★★
脱脂力 :★★★★★★★★★★
保湿力 :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
コカミドプロピルベタインは逆に刺激が弱く、目に対しての刺激も少ないです。
皮膚刺激:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
脱脂力 :★★★★★☆☆☆☆☆
保湿力 :★★★★☆☆☆☆☆☆
ジステアリン酸グリコールは不透明化剤です。
光沢を出す効果があります。ラックスの液体に光沢がある理由がわかりましたね!
次にジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコンはみなさんご存知のシリコンです。
仮説としては
ラックス シャンプー
皮膚刺激:★★★★★★★☆☆☆
脱脂力 :★★★★★★★★☆☆
保湿力 :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
仮説:皮膚刺激、脱脂力ともに強く、保湿力はそこまでない。敏感肌や乾燥肌、カラーの色持ちを良くしたい方、乾燥毛の方にはあまりおすすめしない。特に敏感肌やダメージ毛の方はやめた方がいい。逆にノーダメージだったり、脂性肌、頭皮が脂っぽい方は洗い上がりがスッキリして良いかもですね。泡立ちも良く、シリコンも入っているので手触りは割と良いかと。
使って欲しい方・・・頭皮が脂性肌の方、髪がノーダメージの方
使って欲しくない方・・・敏感肌、乾燥肌、乾燥毛の方、カラーを頻繁にやる方、ダメージ毛の方。
以上、仮説でした!
次回は使ってみた感想も記事にしていきます!
ご参考までに